ニキビにピーリングをすると、常在菌・善玉菌がいなくなる?

名無し / 20代 / 男性

ニキビ・吹き出物の皮膚科治療

ニキビが大量にでき、1年になります。
今までに、ピーリング+イオン導入+ppxを8回程してきました。
しかし、施術後数日で必ず3〜4個新規出来ます。
これって、常在菌善玉菌が無くなりバリアーがなく出来やすくなっているのでは?


皮膚科、美容クリニックでもニキビにピーリングとか掲げ、以前、某皮膚科でも毎日ピーリングは必須とオリジナル拭き取りピーリングを貰いました。
出来ているニキビにビーリングは良いのですか?悪いのですか?
常在菌も死んでしまうのですか?

最近暑くなりニキビも増えテカリ毛穴気になります。
毎日紫外線を浴びてスポーツしている為(紫外線吸収剤カット50日焼け止め使用)肌の強張りや詰まりなど、ピーリングをした方がいいのか悩んでいます。
ピーリングとクリアタッチやアイソレイズなど光治療、どちらが善玉菌を殺してしまいますか?

回答

山崎智徳 ノエル銀座クリニック

ノエル銀座クリニック(東京都)

山崎智徳がお答えいたします

なぜニキビができるのか説明しますと、まず10代から20代にかけて成長ホルモンの分泌が盛んになり、皮膚にある皮脂腺が刺激されて分泌が増加するからと言われています。

皮脂の分泌が多くなると、それをエサとしているアクネ桿菌が皮脂腺の中で増殖します。
皮脂の増加により皮脂腺が詰まり、そこにアクネ菌が増えることで皮脂腺内で炎症が起こりニキビができるのです。
よって、ニキビ治療の肝は皮脂の分泌を抑えることと、アクネ桿菌を殺菌することだと思います。

皮脂の分泌を抑える薬は、現在日本では未認可かの内服薬が非常に効果があると思います。
アクネ桿菌に効果的な外用剤もあります。
日本にも保険認可されている薬もあります。

ピーリングは酸によって角質を溶かし、脱落しやすくすることで肌の新陳代謝を促す治療です。
酸による殺菌効果は多少なりとはあるかもしれませんが、常在菌が死滅するほどの効果はないでしょうし、皮脂腺内にまで浸透しないので、アクネ桿菌を殺菌できないと思います。

日本皮膚科学会のガイドラインでもピーリング治療はC1~C2(選択肢の一つとして推奨する~十分な根拠がないので推奨しない)となっており、ニキビの治療には直接効果は薄いと思われます。

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